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赤ちゃん抱っこで手首が痛い時の3つの対処法(腱鞘炎)

投稿日時:2018年10月19日

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赤ちゃんを抱っこしていると手首が痛くなってきます。

特に授乳中やげっぷさせる時などは本人も気づかないうちに

手首を内に曲げた状態で、それを維持しながら抱っこをしています。

 

お子様に意識が集中しているのでその時は気付かないのですが

抱っこや授乳が終わったあとに、手首に今まで味わったとこのない痛みを感じる

ママさんは非常に多いです。

 

またそこから発展して腱鞘炎になるママさんも少なくありません。

対処法と根本から痛みを防ぐ方法をお伝えします。

 

冷やす

もし、手首に熱感や、ズキンズキンと脈打つ様な感じがあれば冷やしましょう。

炎症している可能性が高いからです。

また、冷やさずに炎症した状態を反復して繰り返すと

腱鞘炎になりかねません。

 

冷やすといっても特殊な事は必要なく

冷凍庫にあるケーキの保冷剤やアイスノンなんかで

5~10分冷やせばOKです。

 

ただし、冷やすという行為はあくまで対処療法であり

一過性の事で根本の解決にはなりません。

(スポーツなどのアイシングと一緒ですね。)

万が一、物も持てないくらいの激痛であったり

感覚がおかしい場合はすぐに病院にいきましょう。

 

筋力を強化する

最初にいうのもなんですが

この方法はあまり現実的ではありません。

 

そもそもなぜ手首が痛くなったり

腱鞘炎になるかと言えば

ママの筋力がお子様の体重に対して

追いついていないからです。

 

分かりやすく説明すると

抱き枕を一日中抱いても

手首が痛くなるわけでもないですし

ましてや腱鞘炎になりませんよね?

 

それはもちろん抱き枕が軽いからなのですが、

ママさんにも筋力差がありますので

Aさんは5kgまで平気だが、

Bさんは5kgでも手首が痛い。

 

この様な状態が起きます。

 

では、どうすれば良いかというと

赤ちゃんの重さに負けないくらい

腕や肩、腰回りの筋肉をつければよいのです。

しかし、おそらくほとんどのママさんが

日々の中でそんな時間と気力はないはず。

 

先にも申し上げましたが

あまり現実的な方法ではありませんので

あくまで理論上は~の話だと思っておいてください。

 

姿勢を整え、筋肉を柔らかくする

この方法が一番現実的で、根本の解決になります。

赤ちゃんを腕で抱っこしていると思っていても

腕単体で赤ちゃんの全体重を支えている訳ではありません。

 

肩、腰、背中、下半身などを使って

分散するように支えています。

 

しかし、姿勢が悪いとそれはどうなるでしょう?

例えば・・・。

赤ちゃんの体重が10kgだったとします。

 

猫背気味のAさんは

上半身が前傾しているので

腕を主に使って赤ちゃんの体重を支えざるをえません。

 

一方、姿勢が綺麗なBさんは

上半身がきちっと立っているので

肩や腕の他の部分を使って赤ちゃんの体重を支えています。

 

また、別のパターンのお話をすると

骨盤が歪んでいるCさんは反り腰の状態で

いつも赤ちゃんを抱っこしています。

 

一方、骨盤が綺麗なDさんは

スッと腰を伸ばしたままで抱っこをしています。

 

つまり、姿勢が悪いママさんは

10kgの体重を

7:2:1=手首:肩:腰

の様な割合でいつも抱っこしている事になります。

 

姿勢がいいママさんだと

3:4:3=手首:肩:腰

の様な均等に近い割合で抱っこしています。

 

もちろん上記の比率は例ですが

実際に体の特定の部分が痛くなりやすいママさんは

この様に負荷が集中している状態にあります。

 

それでも分かりにくい場合は

何か赤ちゃんに近いものを持って

前傾姿勢で5分持つのと

背筋を伸ばして5分持つのとで

比較してみると分かりやすいと思います。

 

きちんとした産後骨盤矯正や猫背矯正を受ける。

もしくは骨盤ベルトなどで対応するなど

一工夫をしていかないと赤ちゃんを抱き続けるたびに体は負傷し続けます。

 

筋肉量が多いママさんも少ないかと思いますので

赤ちゃんの抱っこにより手首の痛みや

腱鞘炎を繰り返すママさんは

一見遠回りの様に思えますが

姿勢を正すことをお勧めします。