産後の肥立ちの期間や過ごし方

投稿日時:2018年11月06日

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産後の肥立ちという言葉を出産後初めて詳しく知ったという方は少なくありません。

中には「肥立ち」を「日立ち」と勘違いしていたママさんもいました。

産後の肥立ちの期間はどれくらいで、どう過ごせば良いのでしょうか?

産後の肥立ちの期間

産前、妊娠中、産後のママさんの体は違います。

主にホルモンが影響して、違いを生むのですが

その産後までのプロセスを終えた体は再び、以前の状態に戻ろうとします。

 

おおよそ6週間~8週間が期間とされていて

医学的には産褥期と呼ばれています。

産後の肥立ちの期間に起こる体の変化

・悪露

おそらく一番有名なのが悪露が出るという事です。

胎児の内膜や、子宮の内膜の残りが出てきます。

 

・後陣痛

次に後陣痛というものも起こります。

これは広がった子宮が元に戻ろうと収縮起こす作用です。

特に2回目以降の出産経験者に多く見られますが

中には全く、後陣痛が無いというママさんもいます。

 

・会陰切開

あと会陰切開の傷が痛むという事があります。

これについては別記事で詳しく書いておりますので

ご興味のある方はそちらで確認をお願いします。

→ 産後の会陰切開の痛みはいつまで?解消法は?

 

産後の肥立ちが悪いとどうなるのか?

・尿漏れ

出産で広がった骨盤が元に戻らず、尿道、および恥骨周辺の筋肉が弛緩(緩んでいる状態)

したまま尿漏れの原因になります。

また個人差ありますが恥骨痛や股関節痛の原因にもなります。

・産褥熱

こちらは有名だと思いますが、産道の傷口に細菌が感染し、高熱が出ます。

患部は必ず清潔を保っておきましょう。

・乳腺炎

産褥期以外でも起こりうる事ですが、乳腺内に溜まった母乳が炎症を起こします。

さらに最近が入ると化膿してしまう事もあります。

・子宮復古不全

あまり見慣れない、聞きなれない単語かもしれませんが、子宮の収縮力が働きにくい状態です。

また悪露も出続けます。

・産後うつ

ホルモンバランスの乱れから、気分が落ち込んだり、情緒不安定になったり、急に抜け毛が増えたり

また赤ちゃんや旦那さんに無関心になったりします。

・肩こり、腰痛(主に腰痛)

体の物理的な不調も出てきます。

 

産後の肥立ちの過ごし方

・とにかく休む

この時期は里帰りしているか、自身の親がお手伝いしてくれているママさんも多いと思います。

赤ちゃんに対する赤ちゃんに対する、授乳などは行い、そのほかは理屈抜きで休みましょう。

 

・バランスの良い食事

タンパク質、カルシウム、鉄分などは積極的に摂取しましょう。

骨、筋肉、血液、母乳など、ママの体を構成する大切なものを出産により消費しています。

母乳の出にも影響するので、好き嫌いせずよく噛んで食事をしましょう。

 

・入浴は避けて、シャワーにする

これは産院で指導を受けていると思いますが、浴槽についている雑菌、

お湯に含まれる雑菌が感染症を起こす可能性があります。

もちろん、一番風呂だから良いという訳でもありません。

 

・スマホやテレビによる目の酷使を避ける

こんな経験がありませんか?

寝る前にスマホをいじっていたら翌朝、体全体に倦怠感があった。

 

実は、目を使うという事は思っている以上に脳を刺激していますし

血液も多く流入しています。

ですので、横になって休んでいる時、暇だからスマホで動画を見たり

テレビをみたりする事もなるべく避けてください。

 

出血や、体調不良があまりにもひどい時は医師の診断を受けましょう。

 

産後骨盤矯正を受ける

主に当院では産後2か月目以降の受診を推奨しているのですが

産褥期がある程度安定したら産後骨盤矯正を受ける事をお勧めします。

※またはベルトなど。

 

今まで数多くの産後ママさんの産後骨盤矯正を行ってきましたが

「腰痛が無くなった!」

「産前のズボンが入るようになった!」

「抱っこが本当に楽になった!」

など喜びの声を頂いています。

 

自分の力、努力だけでは産前の状態を取り戻す事が難しいようであれば

遠慮なくプロの力を借りる事をお勧めします。