事前認定と被害者請求の違いは?
投稿日時:2013年05月27日
『事前認定』は加害者側の任意保険会社を通じて行います。
『被害者請求』は加害車両に付保されている自賠責保険に対し直接行います。
後遺障害等級の判断や等級に該当するかどうか
該当するとしたら何等級に該当するかの判断は
JAを除き損害保険料率算出機構という法律に基き設立された団体が行っています。
~『事前認定』『被害者請求』それぞれのメリットとデメリット~
事前認定のメリットは手続きの簡便なところ。
後遺障害診断書を加害者側の任意保険会社の提出をすればあとは保険会社が全て手続きを行ってくれます。
デメリットは全て手続きを行ってくれるとはいえ、加害者側の任意保険は加害者側の示談を代行する立場ですので
被害者側の有利に動いてくれるかどうかは不透明だというところです。
被害者請求のメリットは、透明性が担保されるところにあると思います。
被害者側で納得のいく診断書、画像、意見書等を揃えて被害者自ら(委任を受けた弁護士または行政書士が代理として請求することも可)手続きを行います。
等級認定されると自賠責保険の限度額を示談前に先取りすることもできます。
デメリットは少々面倒であるという点ではないでしょうか。
分からない点については被害者請求を専門としている有資格者(弁護士、行政書士)に相談することをおすすめします。
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当院は完全予約制ですが交通事故による患者様は優先的に案内させて頂いておりますので
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